Slidoの料金は高い?公式の日本円プランを全部並べて検証【2026年版】
「Slidoの料金は高い」と感じる人の多くは、金額そのものより**使う頻度に対して払う形が合っていない**ことに引っかかっています。Slidoの公式サイトは料金を「Annual(年間)」と「One-time(単発)」の2系統で出しており、日本円の表示もあります。年間プランは¥135,000〜、単発の1イベント用は¥30,000〜(いずれも税抜)。この記事では公式の金額をそのまま並べ、年に何回使うならどちらが得なのかを1回あたりの単価で計算し、都度払いの選択肢まで含めて整理します。
・単発の1イベント用プランは¥30,000/¥53,000/¥150,000(税抜)。1つのイベントは最大7日間まで使える
・無料プランは参加者100人・3ポールまで。会期を通じた累計端末数でカウントされる
・年3回以下なら単発、年4回以上なら年間契約のほうが1回あたりは安くなる(Pro相当で計算した場合)
・都度払いで7日ぶん¥10,000(税込)のZENIN CLOUDなら、回数が少ないほど1回あたりの単価が下がる
料金・契約まわりの比較表
まず事実:Slidoの公式料金(日本円・2026年8月時点)
Slidoの公式料金ページは「One-time」と「Annual」を切り替える形式で、日本からアクセスすると日本円で表示されます。表示はすべて税抜です。まず、その金額をそのまま並べます。
Annual(年間プラン・年一括)
One-time(単発・1イベント用)
年間プランには月払いの選択肢がなく、年一括の前払いです。そして単発プランは実用的な機能が揃う Pro で¥53,000/イベント。年に2回しか使わないなら、年間契約でも単発でも1回あたりが重くなります。金額が高いのではなく、使用頻度と課金単位が噛み合っていないのが実態です。
損益分岐:年に何回使うなら年間契約が得か
公式の金額から、1回あたりの単価を計算します。単発は Pro(¥53,000)、年間は Internal(¥135,000)を基準に、開催回数で割った額です。
分岐点は年3回です。年2回以下なら単発を都度買うほうが安く、年3回を超えたあたりから年間契約が有利になります。ただしこれは Internal と Pro を比べた場合で、必要な機能や参加人数によっては上位プランが必要になり、分岐点は動きます。
注意したいのは、年間契約は使わなかった回数ぶんも払っている点です。「年6回やる予定だったが実際は2回だった」という年があれば、1回あたりは¥67,500に跳ね上がります。開催回数が読めない組織ほど、年間契約のリスクは大きくなります。
見落としやすい3つの条件(無料枠・7日間・参加者数の数え方)
金額表だけを見て決めると、当日になって足りないことがあります。公式のFAQに書かれている条件のうち、実務に効く3つを押さえておいてください。
①無料プランの100人は「同時接続」ではなく「累計」
公式FAQは、参加者数の上限を「ミーティングを通じて参加した参加者(デバイス)の総数」と説明しています。つまり100人の上限とは、会期を通じて合計100人までという意味です。途中で入退室があると、体感より早く上限に達します。80人の研修でも、スマホとPCの両方から入る人がいれば端末数で超える可能性があります。
②単発プランの「1イベント」は最大7日間、リハーサルは含まれない
公式FAQによれば、単発プランで作った1つのslidoは最大7日間使え、テストやリハーサルは日数にカウントされないと明記されています。2日間のカンファレンスや、前後に事前アンケートを挟む使い方には収まります。ただし7日間は連続した期間として扱われるので、「4月と9月に1日ずつ」といった飛び地の使い方はできません。
③請求書払いは年間Enterpriseのみ
公式FAQは、支払いは主要クレジットカードに対応し、銀行振込の請求書発行は年間のEnterpriseプランのみと説明しています。社内規程でカード決済が使えない場合、単発プランという選択肢が事実上消え、年間契約に寄せざるを得なくなります。稟議の通しやすさで実質的なコストが変わる部分です。
「年数回・大人数」なら都度払いという第三の形
整理すると、Slidoの料金は「毎週使うチーム」に最適化されています。年間契約で1回あたりを薄める設計だからです。逆に苦しくなるのは年数回・大人数の使い方で、単発Proの¥53,000は1回あたりで見ると重く、Premiumの¥150,000は参加者5,000人という条件とセットです。
ここに噛み合うのが、日単位の都度払いです。ZENIN CLOUD は7日ぶん¥10,000(税込)で、使う日は1日ずつ選べます。連続している必要がないので、「4月の総会、9月の研修、12月の忘年会」のように飛び地で使えます。契約・商談・解約手続きはなく、クレジットカード決済のみです。
もちろん、機能や連携の広さは別の軸です。Slidoは Webex をはじめとする各種ツールとの連携やアンケート機能が充実しており、通年で全社的に使うなら年間契約の積み上げが効きます。判断材料は金額だけではありません。乗り換えを検討する具体的な条件はslidoから乗り換えるべき5つのケースにまとめています。
日本語で運用するときのコスト(金額表に出てこない部分)
料金比較では見えませんが、日本語のイベントで運用する場合、金額以外のコストが乗ります。Slidoは管理画面・サポートとも英語が基本で、匿名の日本語投稿が荒れたときの対応は運営側の手作業になります。
- 当日の操作:英語の管理画面で、進行の合間に目的の操作を探す時間
- 荒らし対応:日本語の不適切な投稿を目視で見つけて消す担当者の時間
- 問い合わせ:トラブル時に英語でやりとりする手間と時間差
ZENIN CLOUD は管理画面も参加者画面も日本語で、日本語の不適切な投稿をAIが自動判定してブロックします。参加はQRのみでアプリもログインも不要、収集データはCSVでダウンロードできます。海外ツールの日本語対応の実態はMentimeterは日本語対応してる?で公式ヘルプをもとに検証しました。
Slidoの料金が割高になりやすいかチェック
2つ以上当てはまるなら、都度払いのツールを比べる価値があります。
よくある質問
Slidoの料金はいくらですか?
公式サイトの日本円表示(税抜)で、年間プランは Internal ¥135,000/Corporate ¥180,000/Enterprise ¥360,000(いずれも年一括)。単発の1イベント用は Private ¥30,000/Pro ¥53,000/Premium ¥150,000 です。Basicは無料で、参加者100人・3ポールまで使えます。
Slidoに月払いはありますか?
年間プランは月額で表示されますが、請求は年一括です。月ごとに支払って途中でやめる、という形はありません。単発で使いたい場合は、1イベント(最大7日間)単位のOne-timeプランを購入する形になります。
無料プランのままイベントで使えますか?
参加者100人・3ポールまでなら使えます。ただしこの100人は同時接続ではなく、会期を通じて参加した端末の累計です。入退室がある会や、スマホとPCの両方から入る人がいる会では、体感より早く上限に達します。
単発プランの7日間は、日を分けて使えますか?
1つのslidoが最大7日間使える形なので、その期間内であれば複数日にまたがって使えます。公式FAQでは、テストやリハーサルは日数にカウントされないと説明されています。ただし7日間は連続した期間なので、数か月おきに1日ずつという使い方はできません。
請求書払い(銀行振込)はできますか?
公式FAQによれば、支払いは主要クレジットカードに対応し、銀行振込による請求書発行は年間のEnterpriseプランのみです。カード決済が使えない社内規程の場合、単発プランは実質的に選べなくなります。
単発イベントのコスパは、金額表を見比べるより1回使ってみたほうが早い。
契約・商談・解約手続きなし。クレジットカード決済のみ。使う日は1日ずつ選べます。