Slidoの無料プランでできること・できないこと|参加者数と投票数の上限【2026年版】
Slidoの無料(Basic)プランは、1つのslido(イベント)あたり参加者100人まで、投票(ポール)は3つまで、クイズは1つまで、Q&Aは無制限——というのが公式に公開されている枠です(2026年10月24日に公式料金ページで確認。料金は0円)。少人数の社内ミーティングなら十分ですが、数百人規模の会場や、投票を何度も回すセミナーでは本番中に上限へ当たります。やっかいなのは「100人」の数え方で、同時接続ではなく、そのslidoを使っている間の累計(デバイス単位)でカウントされる点。この記事では、無料でできること・できないことを一覧で整理し、無料枠を超えたときの有料プラン・単発プランの料金、そして年に数回しか使わない単発イベントでの選択肢までを、公式情報をもとにまとめます。
・「100人」は同時接続ではなく、そのslidoを使っている間の累計(デバイス単位)。長丁場の全社集会では出入りで上限に当たりやすい
・無料ではデータのエクスポート・アンケート(Survey)・モデレーション・ロゴ/バナー・SSOが使えない
・上限を超えるなら有料プラン(年間¥135,000〜・税抜)か単発プラン(¥30,000〜・税抜・1イベント最大7日間)になる(2026年10月時点)
・年に数回の単発イベントなら、使う日だけ払う都度払い(7日ぶん¥10,000・税込)のほうが費用の形は噛み合う
無料プランでできること・できないこと早見表
結論:無料プランは「100人・ポール3つ・Q&A無制限」。会場では上限に当たりやすい
Slidoの無料プラン(Basic)でできることは、1つのslido(イベント)あたり参加者100人まで、投票(ポール)は3つまで、クイズは1つまで、ブレインストーミングは1つまで、そしてQ&Aは無制限——という範囲です。この枠は国内外の複数の解説で一致しており、無料でも「とりあえず会場で投票とQ&Aを試す」には十分な内容です(Is Slido Free? What the Basic Plan Includes in 2026)。
ただし、これはあくまで「少人数・投票が少ない」前提です。数百人規模のセミナーや、章ごとに投票を挟む研修では、本番の途中で参加者100人・ポール3つの上限に当たります。しかも後述するとおり、「100人」の数え方には会場で効いてくる落とし穴があります。この記事では、無料でできること・できないことを先に一覧で押さえ、そのうえで上限を超えたときの料金と選択肢を整理します。
①無料は1つのslidoあたり参加者100人・ポール3つ・クイズ1つ・Q&A無制限 ②「100人」は同時接続ではなく累計(デバイス単位) ③エクスポート・アンケート・モデレーションは無料では使えない。
無料プラン(Basic)でできること
無料プランは誰でもアカウントを作ればすぐ使えて、Slidoの中心機能である「投票」「Q&A」「クイズ」「ブレインストーミング」をひととおり触れます。会場でよく使う機能は、数の制限こそあれ無料でも動くのが特徴です。できることを具体的に並べます。
- 参加者100人まで:1つのslidoに最大100人が参加できる(この数え方には注意。後述)
- 投票(ポール)3つまで:多肢選択・ワードクラウド・ランキングなどの投票を、1イベントで合計3つ作れる
- クイズ1つまで:正誤とスコアを競うクイズを1つ作れる
- ブレインストーミング1つまで:参加者からアイデアを集めて投票する形式を1つ使える
- Q&A無制限:質問の投稿と「いいね」による並べ替えは数に制限がない
- 匿名投稿:参加者はログイン不要・匿名で投稿でき、QRまたは参加コードで入れる
つまり「Q&Aを中心に、投票を数回だけ挟む小規模な会」であれば、無料プランのまま本番で使えます。社内の少人数ミーティングや授業の一コマなど、参加者が100人を超えず、投票が3つに収まる用途が無料プランの想定レンジです(Slido Review 2026: Free Plan)。
参加者が数十人・投票は数回・エクスポート不要——この3条件に当てはまるなら、無料プランで困りません。逆にどれか1つでも外れるなら、有料や他の選択肢を先に比べておくほうが本番で慌てません。
無料プランでできないこと(制限の一覧)
無料プランの制限は「数の上限」と「使えない機能」の2種類に分かれます。まず数の上限は、参加者100人・ポール3つ・クイズ1つ・ブレインストーミング1つ。これを超えると有料プランへのアップグレードが必要です(How many polls can I use in the free plan?|Slido Community)。
もう1つが「使えない機能」です。無料プランでは、運営側がイベント後に欲しくなる機能がまとめて外れています。代表的なものを一覧にします。
- データのエクスポート:集めた回答やQ&AをExcel/PDFなどで書き出せない(報告資料に回せない)
- アンケート(Survey):複数設問をまとめて尋ねる事後アンケート形式が使えない
- モデレーション:投稿を表示前に確認・承認する仕組みが使えない(荒らし対策に効く機能)
- ロゴ・バナーなどのブランディング:画面に自社ロゴや背景を入れられない
- アジェンダ共有・パスワード保護・SSO(シングルサインオン)などの管理機能
とくに実務で効くのはエクスポートとモデレーションの2つです。エクスポートが使えないと、せっかく集めた声を終了後にそのまま報告へ回せません。モデレーションが使えないと、匿名の投稿が表示前チェックなしで会場スクリーンに出ます。日本語の荒らし・不適切投稿が心配な会では、ここが無料プランの弱点になります。この2点は有料プランで解放されますが、有料は年間契約または単発プランが前提です(料金は後述)。
見落としがちな「参加者100人」の数え方——同時接続ではなく累計
ここが、料金表だけ見ていると気づかないポイントです。無料プランの「参加者100人」は、ある瞬間の同時接続数ではなく、そのslidoを使っている間に参加した端末(デバイス)の累計でカウントされます。つまり、途中で退出した人や、回線が切れて入り直した人も、別々の参加者として積み上がっていきます(The 8 Best Slido Alternatives in 2026(Real Caps, Real Prices, Real Limits))。
具体例で考えます。2時間の全社集会で、会場にいるのは常時80人程度でも、休憩で一度スマホを閉じて再接続した人、遅れて入ってきた人、Wi-Fiが切れて入り直した人を足していくと、累計の端末数はあっという間に100を超えます。すると、終盤に用意していた投票で「これ以上は参加できません」と弾かれる——という事故が起きます。
同時接続100人と、累計100人はまるで違う
多くの競合ツールは「その瞬間に何人つながっているか(同時接続)」で上限を数えます。一方Slidoの無料枠は累計なので、同じ「100人」でも体感はかなり厳しくなります。出入りの多い長丁場ほど、表示上の人数より早く上限に届くと考えておくのが安全です。
①1つのslidoを長時間使い回さず、場面ごとに分ける ②参加者に「一度入ったらページを閉じない」と案内する ③100人を超える可能性がある会は、最初から無料枠を超える前提でツールを選ぶ。
無料では足りないときの料金:有料プランと単発プラン
無料枠を超える場合、Slidoの選択肢は「年間プラン(年一括)」か「単発(One-time)プラン」の2系統です。公式の料金ページは日本からアクセスすると日本円で表示され、金額はすべて税抜です。年間プランは¥135,000〜、単発の1イベント用プランは¥30,000・¥53,000・¥150,000(いずれも税抜)という並びになっています。詳細はSlidoの料金は高い?公式の日本円プランを全部並べて検証で表にしています(Slido|Pricing)。
単発プランは「1つのイベントにつき最大7日間」使える形です。有料にすると無料プランのポール上限が外れ、参加者の上限も引き上がります(上位プランで数千人規模まで)。モデレーションやエクスポートも使えるようになるので、報告まで回す本番運用には有料が前提になります。
ここで費用の形が合わなくなりやすいのが「参加者は多いが、開催は年に数回」という日本の会場にありがちな使い方です。無料の100人では足りず、かといって通年の年間契約は使わない月まで払うことになります。年3回以下なら単発プラン、年4回以上なら年間契約のほうが1回あたりは安くなる、というのが損益分岐の目安です。
年に数回なら「使う日だけ払う」という第三の選択肢
無料枠(100人・ポール3つ)に収まらず、かといって通年で使うわけでもない——この「単発だが規模は大きい」ゾーンは、年間契約とも無料枠ともうまく噛み合いません。そこでもう1つの形が、使う日だけ料金を払う都度払いです。ZENINは7日ぶん¥10,000(税込)で、契約も商談も解約手続きもないセルフサーブ型。クレジットカードのみで始められ、使う7日を自分で選べます(料金の詳細は料金ページ)。
規模の面では、ZENINはプランによる参加者数の上限を設けておらず、数百〜数千人の同時接続に対応します。参加はQRのみでアプリもログインも不要、集めたデータはCSVでダウンロードできます。そして日本語の不適切投稿はAIが自動で判定してブロックするため、無料プランで外れていたモデレーション相当の安全策が最初から効きます。
もっとも、これは「どちらが優れているか」ではなく用途の違いです。毎週のように投票やQ&Aを回すチームなら、Slidoの年間プランやテンプレートの積み上げが効きます。一方、年に数回・数百人規模・報告まで書き出したい——という条件に絞ると、無料枠の制限(参加者100人・エクスポート不可・モデレーションなし)がそのまま負担になります。その場合に、使う日だけ払う形が候補に入ってきます。乗り換えの判断材料はSlidoから乗り換える5つのケースにまとめています。
無料プランを賢く使い切るコツ
有料に上げる前に、無料プランの枠を最大限に活かす方法もあります。制限は「ポール3つ・クイズ1つ・参加者100人累計」なので、ここを設計で乗り切れる会なら無料のままで十分です。本番で枠を無駄にしないコツを並べます。
「冒頭の温度感チェック」「中盤の論点投票」「最後のまとめ」のように、3つを本当に効く場面に割り当てる。思いつきで作って序盤で使い切らない。
意見集めはポールではなくQ&Aに寄せると、枠を節約できる。質問を募り「いいね」で並べ替える形は無料で無制限に使える。
参加者100人は累計カウント。長い会は場面ごとにslidoを分け、1本あたりの端末数が100を超えないようにする。
QRから入り、投票とQ&Aが想定どおり動くか、参加コードが正しいかを本番前に確認する。無料でも当日の導線は同じ。
無料はエクスポート不可。結果を残すなら、スクリーンショットで記録するか、最初から書き出せる有料・他ツールにするかを決めておく。
この設計で収まるなら無料プランで問題ありません。逆に「投票を4つ以上使いたい」「100人を超える」「CSVで報告したい」のどれかが外せないなら、無料プランの延長では解決しないので、有料プランか都度払いのツールを本番前に比較しておくのが安全です。
Slidoの無料プランで足りるかチェック
2つ以上当てはまるなら、無料枠を超える前提で選択肢を比べる価値があります。
よくある質問
Slidoの無料プランは何人まで参加できますか?
1つのslido(イベント)あたり100人までです。ただし、この100人は同時接続数ではなく、そのslidoを使っている間に参加した端末(デバイス)の累計でカウントされます。途中で退出した人や入り直した人も積み上がるため、出入りの多い長丁場では表示上の人数より早く上限に届くことがあります。
無料プランで投票(ポール)は何個まで使えますか?
1つのslidoあたり3つまでです。クイズは1つ、ブレインストーミングは1つまで。4つ目以降の投票や2つ目以降のクイズを使うには有料プランへのアップグレードが必要です。なお、質問を集めるQ&A機能は無料でも数の制限なく使えます。
無料プランで集めた回答をデータで書き出せますか?
無料プランではデータのエクスポートができません。投票結果やQ&Aを終了後にExcelやPDFで書き出すには有料プランが必要です。無料のまま記録を残したい場合は、結果画面をスクリーンショットで保存するなどの運用でしのぐことになります。報告資料まで回す前提なら、最初から書き出せるツールを選ぶのが確実です。
無料プランのまま本番のイベントで使っても大丈夫ですか?
参加者が100人を超えず、投票が3つに収まり、終了後のデータ書き出しが不要なら、無料プランのまま本番でも使えます。逆に、数百人規模・投票を何度も回す・荒らし対策(モデレーション)が要る・CSVで報告したい、のいずれかに当てはまる会は、本番中に上限や機能不足に当たるため、事前に有料プランや他の選択肢を比べておくほうが安全です。
無料の上限(100人・ポール3つ)を超えたらどうすればいいですか?
選択肢は3つです。年間プラン(年一括・¥135,000〜)に上げる、単発プラン(¥30,000〜・1イベント最大7日間)を都度買う、または使う日だけ払う都度払いのツールに切り替える、です。開催が年に数回なら年間契約は割高になりやすいため、1回あたりの単価で比較してから決めるのがおすすめです。
- Slido|Pricing(公式料金ページ・日本円表示)
- Slido Community|How many polls can I use in the free plan?
- Is Slido Free? What the Basic Plan Includes in 2026
- The 8 Best Slido Alternatives in 2026(Real Caps, Real Prices, Real Limits)
他社の料金・仕様は 2026.10.24 に各社の公式ページで確認しました。改定されることがあるため、契約前に公式ページをご確認ください。
契約不要・クレカのみ・¥10,000(税込)。参加者数の上限を気にせず使える感覚は、触ってみるのが一番早い。
契約・商談・解約手続きなし。クレジットカード決済のみ。使う日は1日ずつ選べます。