Slidoを1回のイベントだけ使いたいとき|単発プランと代わりの選択肢【2026年版】
「次のセミナーでSlidoを1回だけ使いたい。でも年間契約はしたくない」——結論から言うと、Slidoには月払いのプランがなく、単発利用の選択肢は「無料(Basic)のまま使う」か「単発(One-time)プランを買い切る」の2つです。単発プランは1つのイベント(最大7日間)につき買い切りで、料金は税抜でPrivate¥30,000/Pro¥53,000/Premium¥150,000(2026年10月24日に公式料金ページで確認)。無料枠は参加者100人・投票3つまでなので、小規模なら無料のまま、それを超えるなら単発プランか他の選択肢になります。この記事では、単発プランの中身と購入の注意点、無料でどこまで乗り切れるか、そして年に数回・大人数で使うときに割高になりやすい理由と、使う日だけ払う都度払いという第三の形までを、公式の料金・FAQをもとに整理します。
・単発プランは1イベント最大7日間(連続)・税抜でPrivate¥30,000/Pro¥53,000/Premium¥150,000。飛び地の日程には使えない
・無料枠は参加者100人(累計・デバイス単位)・投票3つ・エクスポート/モデレーション不可。小規模の会ならここで足りる
・7日間はテスト/リハーサルを含まないので、本番直前に購入し、事前準備は無料のまま進めるのがムダがない
・年に数回・大人数だと単発プランも1回あたりが重い。使う日だけ払う都度払い(7日ぶん¥10,000税込・飛び地可)のZENIN CLOUDが噛み合う場面がある
Slidoを1回だけ使うときの選択肢・早見表
結論:Slidoに月払いはない。1回だけなら「無料」か「単発プラン」
Slidoを「1回のイベントだけ」使いたいとき、最初に知っておくべきは月額プランが存在しないという事実です。公式の料金は「Annual(年間・年一括)」と「One-time(単発・1イベント買い切り)」の2系統で、1か月だけ契約して解約する、という形は用意されていません(Slido|Pricing)。つまり単発利用の現実的な選択肢は、無料(Basic)のまま使うか、単発プランを買い切るかの2つに絞られます。
どちらを選ぶかは、ほぼ「規模」で決まります。無料プランは1つのslido(イベント)あたり参加者100人・投票(ポール)3つまで。これに収まる小規模な会なら、無料のまま本番で使えます。参加者が100人を超える、投票を4つ以上回す、データを書き出したい、荒らし対策をかけたい——このどれかに当たるなら、単発プラン(または他の選択肢)が必要になります。
①Slidoに月払いはない(年間か単発かの二択)②無料は参加者100人・ポール3つまで ③単発プランは1イベント最大7日間の買い切りで、税抜Private¥30,000/Pro¥53,000/Premium¥150,000。
Slidoの単発(One-time)プランとは|1イベント最大7日間の買い切り
単発(One-time)プランは、1つのイベントのためだけに機能を買い切る形式です。年間契約のように毎月・毎年払い続ける必要はなく、作った1つのslidoが最大7日間使えます。2日間のカンファレンスや、前後に事前アンケートを挟む使い方であれば、この7日間の枠に収まります(Slido|Pricing FAQ)。
注意したいのは、7日間が連続した期間として扱われる点です。「4月の総会で1日、9月の研修でもう1日」というように、数か月おきに飛び地で使うことはできません。単発プランはあくまで「ひとつながりの1イベント」に紐づく買い切りで、別の月に別のイベントがあれば、そのつど買い直すことになります。
もう1つ、購入前に知っておくと得なのが、テストやリハーサルは7日間にカウントされないことです。公式FAQによれば、本番前にslidoを作り込み、動作を確認する作業は日数に含まれません。この仕様をうまく使えば、準備は無料のまま進め、本番の7日だけを単発プランで有料化する、というムダのない買い方ができます(詳しくは後述)。
単発プランは「1つのslido」に対する買い切りです。会場Aと会場Bで別々のslidoを使うなら、原則それぞれに単発プランが要ります。同じ7日間でも、イベントが物理的に分かれるなら費用も分かれると考えておくと見積もりがずれません。
単発プランの料金と参加者上限(Private/Pro/Premium)
Slidoの公式料金ページは日本からアクセスすると日本円で表示され、金額はすべて税抜です。単発(One-time)の3プランと、その主な内容を並べます。無料のBasicも「1イベント用の無料枠」として同じ画面に並びます。
実務で選ばれやすいのは、投票を何度も回せてデータも書き出せるPro(¥53,000)です。参加者数の上限はプランごとに異なり、最上位のPremiumで5,000人まで。数百人規模でモデレーションやエクスポートまで使うなら、現実にはPro以上を選ぶことになります。逆に、参加者が100人以内で投票も数回なら、無料のBasicで足ります。
ここで「1回だけなのにPro¥53,000は高い」と感じる人は少なくありません。これは金額そのものというより、1回のイベントに払う単位としては重いという感覚です。年間契約なら回数で割って薄められますが、単発は1回ぶんがそのまま効きます。プランごとの総額や年間契約との損益分岐はSlidoの料金は高い?公式の日本円プランを全部並べて検証で表にしています。
無料プランのままで1回だけ乗り切れるか
単発プランを買う前に、まず「無料で足りないか」を確認するのが順番です。無料(Basic)プランは、1つのslidoあたり参加者100人まで、投票(ポール)は3つまで、クイズ1つ、Q&Aは無制限。参加者はログイン不要・匿名で、QRまたは参加コードから入れます。少人数のミーティングや、Q&Aを中心に投票を数回だけ挟む会なら、これで本番をまかなえます。
無料で足りない典型は「人数」と「書き出し」
無料枠で本番に当たりやすいのは2点です。1つは参加者100人の上限で、これは同時接続ではなく会期を通じて参加した端末(デバイス)の累計でカウントされます。会場に常時80人でも、途中で入り直した人や遅れて来た人を足すと、累計はあっという間に100を超えます。もう1つは、無料ではデータのエクスポートができないこと。集めた声を終了後に報告へ回したいなら、この時点で有料(単発Private以上)が必要です。
- 参加者が100人を超えそう(または出入りが多く累計で超える)→ 単発プランか他ツール
- イベント中に投票を4つ以上回したい → 単発プラン(無料は3つまで)
- 終了後にCSV/Excelで書き出して報告したい → 単発Private以上
- 匿名の日本語投稿を表示前にチェックしたい(モデレーション)→ 単発Private以上
- 上のどれにも当たらない小規模な会 → 無料のままでよい
無料プランの範囲をもっと詳しく知りたい場合はSlidoの無料プランでできること・できないことにできること/できないことを一覧でまとめています。「1回だけ」の判断は、まずここで無料の線引きを確認してから単発プランの要否を決めると、ムダな出費を避けられます。
購入のタイミングと事前準備|7日のムダをなくす買い方
単発プランで損をしないコツは、購入のタイミングにあります。7日間のカウントは有料化してから始まり、テストやリハーサルは日数に含まれません。だからこそ、スライドやお題を作り込む準備段階は無料のまま進め、本番の直前に単発プランを購入するのが、7日間を本番に丸ごと充てる買い方です。
アカウントを作り、投票・Q&A・お題を用意して、自分のスマホで参加テストまで済ませる。ここはすべて無料で進められる。
7日間は連続。2日間のカンファレンスなら、前日〜翌日までが収まるよう、本番をまたぐ形で購入日を置く。
必要な機能(モデレーション/エクスポート=Private以上、投票無制限=Pro)に合わせてプランを選び、カードで決済する。
イベント終了後、7日の枠が切れる前にデータをエクスポートしておく。無料に戻ると書き出しが使えなくなる。
支払い方法と稟議の落とし穴
見落としやすいのが支払い方法です。公式FAQによれば、支払いは主要クレジットカードに対応する一方、銀行振込による請求書払いは年間のEnterpriseプランのみ。つまり単発プランは実質的にカード決済が前提です。社内規程でカードが使えない、あるいは請求書・領収書で経理処理したい組織では、「1回だけなのに単発プランが選べない」という事態が起こります。稟議にかける場合も、年間契約と違って毎回の都度決裁になりがちで、手間が費用に化ける部分です。
「年に数回・大人数」なら単発も割高|使う日だけ払う第三の形
ここまでが単発プランの使い方ですが、「1回だけ」と思っていた利用が、実は年に数回・大人数だった、というケースは多いものです。総会・研修・懇親会と、年に3回それぞれ200人——この使い方は、無料枠(100人)に収まらず、年間契約を結ぶほどの頻度でもない、という中間ゾーンに落ちます。単発Proを都度買うと1回¥53,000(税抜)、年3回で約¥159,000。1回あたりで見ると決して軽くありません。
この「単発だが規模は大きい」ゾーンに噛み合うのが、使う日だけ料金を払う都度払いです。ZENIN CLOUDは7日ぶん¥10,000(税込)で、使う日を1日ずつ選べます。7日間が連続している必要がないため、「4月の総会、9月の研修、12月の忘年会」のように飛び地で使えるのが、Slidoの単発プラン(連続7日・1イベント単位)との大きな違いです。契約・商談・解約手続きはなく、クレジットカードのみで始められます(料金ページ)。
もちろん、これは「どちらが優れているか」ではなく用途の違いです。Webexをはじめとする各種連携やアンケート機能の広さはSlidoの強みで、通年・全社で使うなら年間契約の積み上げが効きます。判断材料は金額だけではありません。ただ、年に数回・大人数で、しかも日程が飛ぶ——という条件なら、単発プランよりも都度払いのほうが費用の形は噛み合います。
日本語で1回だけ使うときの、金額表に出ないコスト
単発利用では、年間契約のように「操作に慣れる時間」を取れないぶん、日本語運用のコストがそのまま効いてきます。Slidoは管理画面・サポートとも英語が基本で、年に1回しか触らないと、前回の操作を毎回思い出すところから始めることになります。本番の合間に英語メニューから目的の操作を探す数十秒は、1回きりの会ほど痛手です。
- 当日の操作:英語の管理画面で、進行の合間に目的の操作を探す時間(久しぶりだと特に遅くなる)
- 荒らし対応:無料枠ではモデレーションが使えず、匿名の日本語投稿が表示前チェックなしで会場スクリーンに出る
- 問い合わせ:トラブル時に英語でやりとりする手間と時間差
ZENIN CLOUDは管理画面も参加者画面も日本語で、日本語の不適切な投稿をAIが自動判定してブロックします。無料枠で外れがちなモデレーション相当の安全策が、最初から効くということです。参加はQRのみでアプリもログインも不要、収集データはCSVでダウンロードできます。海外ツールの日本語対応の実態はMentimeterは日本語対応してる?で公式ヘルプをもとに検証しています。
Slidoを単発で使うか・別の形がよいかチェック
2つ以上当てはまるなら、単発プラン以外の選択肢も比べる価値があります。
よくある質問
Slidoは1回のイベントだけ使えますか?
使えます。ただしSlidoに月払いはないため、1回だけ使うなら「無料(Basic)のまま使う」か「単発(One-time)プランを買い切る」の二択です。単発プランは1つのイベント(最大7日間)につき買い切りで、税抜でPrivate¥30,000/Pro¥53,000/Premium¥150,000。参加者が100人以内・投票3つまでなら、無料のままでも本番に使えます。
Slidoの単発プランはいくらですか?
公式の日本円表示(税抜)で、Private¥30,000/Pro¥53,000/Premium¥150,000です(1イベントあたり)。Privateは質問のモデレーション・ポール5つ・データ書き出し、Proはポール/アンケート無制限・共同編集・ブランディング、Premiumは参加者5,000人まで対応します。無料のBasicは参加者100人・ポール3つまでです。
単発プランの7日間は、日を分けて使えますか?
1つのslidoが最大7日間使える形なので、その連続した期間内であれば複数日にまたがって使えます。公式FAQでは、テストやリハーサルは日数にカウントされないと説明されています。ただし7日間は連続した期間なので、「4月に1日、9月に1日」のように数か月おきの飛び地では使えません。飛び地で使いたい場合は、使う日を1日ずつ選べる都度払いのツールが向いています。
単発プランはいつ購入するのが得ですか?
本番の直前です。7日間のカウントは有料化してから始まり、準備段階のテストやリハーサルは日数に含まれません。スライドやお題を作り込む準備は無料のまま進め、本番をまたぐ形で直前に購入すると、7日間を本番に丸ごと充てられます。終了後は、7日の枠が切れる前にデータを書き出しておきます。
単発プランは請求書払い(銀行振込)できますか?
できません。公式FAQによれば、支払いは主要クレジットカードに対応し、銀行振込による請求書払いは年間のEnterpriseプランのみです。カード決済が使えない社内規程の場合、単発プランは実質的に選べなくなります。領収書や請求書で経理処理したい場合は、支払い方法を事前に確認しておくと安全です。
年に数回しか使わないなら、単発プランと都度払いのどちらが安いですか?
規模と頻度によります。参加者が100人以内なら無料で足ります。100人を超え、年に数回・飛び地の日程で使うなら、単発Pro(1回¥53,000税抜)を都度買うより、使う日だけ払う都度払い(7日ぶん¥10,000税込・1日ずつ選べる)のほうが1回あたりは軽くなります。通年・全社で毎週使うなら、年間契約のほうが1回あたりは薄まります。
- Slido|Pricing(Annual / One-time・日本円表示・税抜)
- Slido|Pricing FAQ(単発プランの7日間・テスト不算入・支払い方法)
- Slido Community|All about one-time plans(購入タイミング・事前テスト)
- ZENIN|特定商取引法に基づく表記(¥10,000 消費税込)
他社の料金・仕様は 2026.10.24 に各社の公式ページで確認しました。改定されることがあるため、契約前に公式ページをご確認ください。
契約不要・クレカのみ・7日ぶん¥10,000(税込)。単発利用のコスパは、金額表を見比べるより1回触ってみたほうが早い。
契約・商談・解約手続きなし。クレジットカード決済のみ。使う日は1日ずつ選べます。