メンチメーター(Mentimeter)とは?使い方・料金・日本語対応を初めての人向けに解説【2026年版】
メンチメーター(Mentimeter)とは、参加者がスマホから投票やコメントを送り、その結果をリアルタイムでスライドに映せる参加型プレゼンテーションツールです。アプリのインストールは不要で、参加者は画面に出たコードかQRから入るだけ。研修やセミナー、社内総会で「聞くだけ」を「全員が参加する」に変えられるのが特長です。この記事では、読み方・何ができるか・作る側と参加する側それぞれの使い方・料金(無料版の上限と有料の年払い)・日本語対応まで、初めての人がつまずく順に解説します。最後に、年に数回・日本語の会場で使う場合に料金の形で損しない選び方も添えます。
・できること=ワードクラウド・選択式投票・自由記述・Q&A・クイズなど。作る側はブラウザで作成し、当日は投影するだけ
・料金は無料プラン(月あたり参加者50人まで)+有料(Basic 月$11.99/Pro 発表者1人あたり月$24.99・いずれも年払い)
・管理画面は日本語非対応(英語ほか4言語)。参加者画面は日本語を含む32言語から選べる
・年に数回・数百人・日本語の会場なら、年契約より「使う日だけ払う」形のほうが費用が噛み合いやすい
メンチメーター早わかり(無料プランと有料プラン)
メンチメーター(Mentimeter)とは?3分でわかる全体像
メンチメーター(Mentimeter)とは、発表者が出した質問に対して、参加者がスマホから回答を送り、その結果をリアルタイムでスライドに映せる参加型のプレゼンテーションツールです。カタカナでは「メンチメーター」または「メンティメーター」と表記されますが、どちらも同じ英語表記 Mentimeter を指します。海外製のため、後述のとおり管理画面は英語が基本です。
いちばんの用途は、一方通行になりがちな発表を双方向にすることです。たとえば「研修の最後に、今日いちばん持ち帰りたいことを一言で」と聞けば、参加者がスマホで送った言葉がワードクラウドになって会場スクリーンに浮かび上がります。挙手やマイクでは出てこない本音が、匿名で、しかも全員ぶん一度に集まるのがポイントです。
①参加者はアプリ不要・コードかQRで入るだけ ②投票/コメントの結果がその場でスライドに映る ③作る側の管理画面は英語(日本語UIはない)。この3点さえ分かれば全体像は掴めます。
似たツールに Slido や Poll Everywhere などがあり、どれも「スマホで参加→結果を投影」という基本は同じです。違いは料金の形(サブスクか都度払いか)、参加人数の上限、日本語対応の深さに出ます。この記事ではまずメンチメーター単体の全体像を押さえ、最後に「どんな場面でどれを選ぶか」の判断軸に触れます。
メンチメーターでできること(主な機能・スライドの種類)
メンチメーターのスライドは、大きく「参加者が回答するインタラクティブスライド」と「見出しや箇条書きなどの通常スライド」に分かれます。参加型の集客に効くのは前者で、代表的なものは次のとおりです。
参加者が入力した単語を集め、多く出た語ほど大きく表示する。「一言で表すと?」のような自由回答に向く定番機能。
選択肢から選んでもらい、票数を棒グラフで表示。賛否や優先順位の確認に使う。
文章で自由に回答してもらい、一覧で表示。感想や質問集めに向く。
参加者から質問を募り、ほかの人の「いいね」で並び替え。質疑応答の時間に使う。
正解のあるクイズ、5段階などのスケール、順位づけ、2×2マトリクス、100ポイント配分など、目的別の形式が選べる。
どの形式も、参加者はスマホで回答するだけで、結果は発表者のスライドに即座に反映されます。無料プランでも多くの形式が使えますが、使える枚数や一部の機能にはプランによる差があります(大学の利用ガイドでも基本的な流れが確認できます)。ワードクラウドを会場でどう設計するかはワードクラウドの作り方に、お題の作り方は盛り上がるお題設計10選にまとめています。
メンチメーターの使い方|作る側の手順
発表者(作る側)の使い方は、準備と当日の2段階で考えると迷いません。準備はブラウザで完結し、当日は基本的に「投影を開始する」ボタンを押すだけの状態にしておくのが安全です。管理画面は英語なので、ボタン名は英語のまま覚えておくとスムーズです。
mentimeter.com で Google・Microsoft のアカウントかメールアドレスを使って登録します。参加者側の登録は不要です。
新しいプレゼンテーションを作成し、Word Cloud や Multiple Choice などの質問形式を選んでお題を入力します。お題は日本語で書けます。
Settings の Language preferences で参加者向け言語を日本語に設定します。プレゼンごとの設定なので、新規作成のたびに確認します。
menti.com にコードを入れるかQRから入り、案内文が日本語で出るか、投稿がスクリーンに反映されるかを確かめます。
投影画面に参加用コードとQRが表示されます。会場スクリーンに映し、口頭でも「スマホで読み取ってください」と案内します。
集まった回答は Results で確認し、Export で書き出して報告資料に使います(書き出せる形式はプランによって異なります)。
PowerPoint派の人は、専用のアドインを入れると PowerPoint のスライドにメンチメーターの質問を差し込めます。普段の資料フローを崩さずに参加型パートだけ足したいときに便利です。はじめは機能を盛らず、ワードクラウド1枚か投票1枚から試すと、当日の操作に慣れやすくなります。
参加者はどうやって参加する?(コード/QR・アプリ不要)
参加者側の使い方はとてもシンプルです。スマホのブラウザで menti.com を開き、スクリーンに出ている数字コード(voting code)を入力するか、QRコードを読み取るだけ。専用アプリのインストールも、アカウント登録もいりません。1人1回の回答に制限できるため、同じ人が何度も投票して結果が偏る心配も抑えられます。
会場で参加率を上げるコツは、コードを口頭で読み上げるより、スクリーンにQRを大きく映すことです。数字の打ち間違いによる「入れません」という質問が減り、開始直後の停滞が短くなります。通信環境が不安な会場では、開始前に「電波が弱い人は◯◯のWi-Fiへ」と一言添えておくと、立ち上がりがさらに安定します。
匿名で言葉を集められるのは強みですが、裏返すと不適切な投稿が混じるリスクもあります。後述のとおり、メンチメーターにもフィルタはありますが完璧ではないため、投影担当を1人立てる・お題を工夫する、といった会場側の備えが要ります。
メンチメーターの料金|無料版の上限と有料版(年払い)
メンチメーターには無料プランがあり、プレゼンテーションや質問は無制限に作れます。ただし大きな制限が1つあり、すべてのプレゼンを合計した月あたりの参加者数が50人までです。社内の少人数ワークショップなら無料で十分回りますが、数百人規模のセミナーや、同じ月に何度も開催する使い方ではこの50人を超えてしまいます。
有料プランは Basic・Pro・Enterprise の3つです。2026年10月時点の公式料金ページでは、Basic が月$11.99、Pro が発表者1人あたり月$24.99と表示されますが、これはいずれも年払いにしたときの価格で、Pro と Enterprise は年額請求のみ。つまり「月いくら」ではなく「1年まとめていくら払うか」で考える必要があります。1ドル=約150円で概算すると、Basic は年約$143.88(約21,000円)、Pro は年約$299.88(約45,000円・1発表者)です。
ここで日本の会場でありがちな「参加者は数百人だが、開催は年に数回」という使い方だと、無料枠の50人では足りず、有料にすると使わない月まで払い続けることになります。料金プランの総額や解約・請求書払いの条件はMentimeterの料金プランに、無料版の参加者上限の細かい仕組みは無料版は何人まで?に詳しくまとめています。
メンチメーターは日本語に対応している?
「日本語対応しているか」の答えは、どの画面の話かで変わります。参加者が見る画面(入力欄の案内やボタン)は日本語を含む32言語から選べますが、発表者が操作する管理画面(mentimeter.com)に設定できるのは英語・ドイツ語・スペイン語・ブラジルポルトガル語の4言語だけで、日本語はありません(Mentimeter Help Center)。
実務では、Chrome や Edge のブラウザ翻訳で管理画面を日本語化する手もありますが、ログインし直すと英語に戻る、後から表示されるメニューが翻訳されない、といった取りこぼしが残ります。準備段階なら実用的でも、当日の操作は英語のままでも迷わない状態にしておくのが現実的です。日本語対応の実態(翻訳の限界・荒らし対策・料金)はMentimeterは日本語対応してる?で画面ごとに掘り下げています。
もう一点、日本語特有の論点が不適切投稿の扱いです。メンチメーターには Profanity filter(罵倒語フィルタ)がありますが、公式ヘルプ自身が「新しい罵倒語には追いつけず、抜けたものは手作業で削除する必要がある」と明記しています(Mentimeter Help Center)。日本語はひらがな・カタカナ・当て字で書き換えやすく、単語リスト方式では止めきりにくいため、削除担当を置くなど運用側の備えを併せて用意しておくと安全です。
初めてでも失敗しない選び方|年数回・日本語の会場なら都度払いも比べる
ここまでをまとめると、メンチメーターは「スマホで参加→結果を投影」という体験を手早く用意できる定番ツールで、毎週のように発表する英語圏のチームには積み上げが効きます。一方、日本の会場で使うときに引っかかりやすいのが、①管理画面が英語であること、②無料枠が月50人であること、③有料化の最小単位が1年であること、の3点です。
この3点が「年に数回・数百人・日本語の会場」という条件に対して重く感じるなら、年契約ではなく使う日だけ払う都度払いのツールも比べる価値があります。ZENINは7日ぶん1万円(税込)でクレジットカード決済のみ、商談も年間契約も解約手続きもありません。参加はQRのみ・アプリ/ログイン不要で、数百〜数千人の同時接続に対応します。
さらにZENINは、日本語の不適切な投稿をAIが自動で判定してブロックし、「ラーメン/らーめん」のような表記ゆれも自動でまとめます。管理画面も問い合わせも日本語で、集めたデータはCSVで書き出せます。「どちらが優れているか」ではなく、使う頻度と言語で選ぶのが失敗しないコツです。年に数回なら料金の形がどう効くかは料金ページに、他ツールからの乗り換え視点はslidoが高いと感じたらにまとめています。
メンチメーターが向いているかチェック
2つ以上当てはまるなら、参加型ツールを試す価値があります。
よくある質問
メンチメーターは無料で使えますか?
使えます。無料プランでプレゼンや質問は無制限に作れますが、すべてのプレゼンを合計した月あたりの参加者数が50人までという制限があります。社内の少人数ワークショップなら無料で足りますが、数百人規模や同じ月に複数回の開催では上限を超えるため、有料プラン(年払いが基本)か都度払いのツールを検討することになります。
メンチメーターの読み方は「メンチメーター」「メンティメーター」どちらですか?
どちらの表記も使われており、どちらも同じ英語表記 Mentimeter を指します。日本語の記事では「メンチメーター」と書かれることが多いですが、公式な日本語表記が決まっているわけではないため、検索の際はどちらでも同じツールにたどり着けます。
メンチメーターへの参加方法を教えてください。
スマホのブラウザで menti.com を開き、スクリーンに表示されている数字コード(voting code)を入力するか、QRコードを読み取るだけです。専用アプリのインストールやアカウント登録は不要です。会場では、コードを読み上げるよりQRを大きく映したほうが参加が早く立ち上がります。
メンチメーターの管理画面を日本語にできますか?
公式には対応していません。管理画面に設定できるのは英語・ドイツ語・スペイン語・ブラジルポルトガル語の4言語で、日本語はありません。ChromeやEdgeの翻訳機能で日本語表示にすることはできますが、ログインし直すと英語に戻る、後から表示される部分が翻訳されないなど、当日の操作では英語のまま扱う場面が残ります。
メンチメーターはPowerPointやTeamsと一緒に使えますか?
PowerPointには専用のアドインがあり、普段のスライドにメンチメーターの質問を差し込めます。オンライン会議で使う場合は、会議ツールで画面を共有し、参加者は手元のスマホからコード/QRで参加する形が基本です。資料フローを崩さずに参加型パートだけ足したいときに向いています。
メンチメーターの代わりに、管理画面まで日本語で使えるツールはありますか?
国産のツールなら管理画面も問い合わせも日本語です。ZENINは管理画面・参加者画面ともに日本語で、日本語の不適切投稿をAIが自動で判定します。料金は7日ぶん1万円(税込)の都度払いで、年間契約や解約手続きはありません。年に数回・数百人・日本語の会場という条件では、料金の形と日本語対応が噛み合いやすい選択肢です。
契約不要・クレカのみ・7日ぶん1万円(税込)。参加型の感覚は、触ってみるのが一番早い。
契約・商談・解約手続きなし。クレジットカード決済のみ。使う日は1日ずつ選べます。