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ガイド2026.11.04 ・ 14分で読める

Slidoの使い方を手順で解説|イベント作成・Q&A・投票から参加者側の入り方まで【2026年版】

Slido(スライド)は、主催者が「イベント」を1つ作ってQRコードかURLを配り、Q&A(質疑応答)と投票を会場のスクリーンに映すツールです。参加者はアプリも登録も不要で、QRを読み取ってブラウザから匿名で参加できます。 主催者のやることは大きく3つ——①アカウントを作ってイベントを作成する、②Q&Aや投票を用意する、③当日はPresent mode(投影画面)で結果を映す——だけです。この記事では、はじめての人がつまずきやすい順に、作成から参加者側の入り方、無料プランの上限、日本語の会場での注意点までを手順で並べます。

結論(先に要点)
・主催者は「イベント」を作り、発行されたQR/URLを参加者に配るだけで始められる
・Q&Aは匿名投稿+Likeで質問が集まり、投票(Polls)は形式を選んでアクティベートすると回答が開く
・当日はPresent mode(右上のPresentボタン)でQ&A・投票・QRを会場スクリーンに投影する
・参加者はアプリ不要、QR/URL/6桁コードでブラウザから参加(モバイル専用アプリは2026年に終了)
・無料プランは1イベント参加者100人・投票3問+クイズ1問が目安(時期・地域で変動)。管理画面の操作は英語が基本
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Slidoの主催者操作・早見表

やること
場所・ボタン
イベントを作る
タイトルと利用期間を入れる
+Schedule event → Create Slido
Q&Aを受け付ける
匿名質問を受ける・並べ替える
Settings → Features → Audience Q&A をオン
投票を作る
形式を選び選択肢を入れる
Polls → 形式選択 → 作成 → Activate
当日に投影する
QRと結果をスクリーンに出す
右上の Present ボタン
結果を書き出す
回答をダウンロードする
Analytics / Export(プランによる)
参加者が入る
アプリ不要でブラウザから
QR or slido.com に6桁コード

結論:Slidoは「イベントを作ってQRを配り、Q&Aと投票を映す」ツール

Slido(スライド)は、会議・セミナー・ウェビナーで、聞き手からリアルタイムに質問や投票を集めて画面に映すためのツールです。主催者(ホスト)は自分のアカウントで「イベント」を1つ作り、発行されたQRコードやURLを参加者に配ります。参加者はそのQRを読み取るだけで、アプリのインストールも会員登録もなしに、ブラウザから匿名で質問を書いたり投票に答えたりできます(東京大学 utelecon|Slidoで主催者ができること)。

機能は大きく2つに分かれます。ひとつはQ&A(質疑応答)で、聞き手が匿名で質問を投稿し、他の人の質問に「Like」を付けられます。関心の高い質問が上に浮かぶので、登壇者は何に答えるべきかが一目で分かります。もうひとつが投票(Polls)で、複数選択・自由記述(オープンテキスト)・ワードクラウド・クイズといった形式を選び、その場で結果をグラフにして見せられます。

はじめての人が押さえる3ステップ

①アカウントを作ってイベントを作成する(QR/URLが発行される)②Q&Aや投票を用意しておく ③当日は「Present mode」でスクリーンに投影する。この3つが分かれば、残りは細かい設定の話です。

主催者の使い方①:アカウント作成とイベントの作り方

最初にやるのはアカウントの作成とイベントの作成です。Slidoは1回の催しを「イベント(slido)」という単位で扱い、ホストとして使うにはまずイベントを1つ作る必要があります。公式サイト(slido.com)でメールアドレス、またはGoogle・Microsoft・Webexのアカウントでサインアップし、ログインしたら新しいイベントを作成します(シンフォニット ワーキングスタイル(NEC)|Slidoのログイン・イベント作成の手順)。

1
サインアップしてログインする

slido.com でメールアドレスか外部アカウントで登録します。参加者側は登録不要なので、アカウントが要るのは主催者だけです。

2
「+Schedule event」を押す

ログイン後の画面から新しいイベントを作成します。英語表記では Schedule event(イベントを予定する)です。

3
タイトルと利用期間を入れる

イベント名と、使う日(開始〜終了の期間)を設定します。期間は後から変更もできます。

4
「Create Slido」で作成する

作成すると、そのイベント専用のQRコードと参加用URLが発行されます。参加者はここにアクセスします。

5
QR/URLを参加者に共有する

QRはダウンロードして事前配布もできますし、当日はPresent modeの画面に自動で表示されます。

ポイントは、イベントは前もって作ってテストできることです。QRコードは作成した時点から有効なので、本番前に自分のスマホで一度参加してみて、質問や投票がちゃんと表示されるかを確認しておくと安心です。料金プランごとの参加人数の上限については、Slidoの料金が高いと感じたときの考え方でも整理しています。

主催者の使い方②:Q&A(質疑応答)を受け付ける

Q&Aは、Slidoでいちばんよく使われる機能です。参加者はブラウザから匿名(名前の入力は任意)で質問を投稿でき、他の人の質問に「Like」を付けられます。Likeの多い質問が上位に並ぶため、挙手では出てこない率直な疑問が集まりやすく、時間が限られていても「みんなが聞きたい順」に答えられます。

主催者側は管理画面から投稿を管理します。重要な質問にスターを付けてお気に入りにしたり、ハイライトで上部に固定したり、対応が済んだものを「回答済み」としてアーカイブしたりできます。Q&Aを使うには、イベントの設定で機能を有効にしておく必要があります。

Q&Aを有効にする・荒れにくくする設定

  • Settings(設定)→ Features(機能)で「Audience Q&A」のスイッチをオンにする
  • モデレーション(承認制)をオンにすると、主催者が承認した質問だけが投影画面に出る(荒れやすい場で有効)
  • ただしモデレーションをオンにしたまま承認を忘れると、Present modeに質問が出ないので運用に注意
  • 匿名のままにするか、名前の入力を促すかはイベントの性格で決める

承認制にするかどうかは、場の荒れやすさとのトレードオフです。承認制は安全ですが、承認する担当を1人置かないと質問が画面に出ず、せっかくの質問が止まります。逆に承認なしで即時表示にすると活気は出ますが、不適切な投稿がそのまま大画面に映るリスクが残ります。この「出すか・止めるか」の判断は、後述の無料プラン・日本語の会場の節でもう一度触れます。

主催者の使い方③:投票(Polls)・クイズ・ワードクラウドの作り方

投票(Polls)は、聞き手に選ばせたり書かせたりして、その結果をその場でグラフ化する機能です。作り方は「形式を選ぶ→中身を入れる→アクティベート(公開)する」の3ステップで、アクティベートして初めて参加者の画面に表示されます(Slido Community|Present modeから投票・Q&Aを操作する)。

1
形式を選ぶ

複数選択(Multiple Choice)、自由記述(Open Text)、ワードクラウド、評価(Rating)、クイズ(Quiz)などから、聞きたい内容に合う形式を選びます。

2
質問と選択肢を入れる

お題と、選択式なら選択肢を日本語で入力します。ワードクラウドや自由記述は選択肢が不要で、投稿された言葉がそのまま画面に集まります。

3
アクティベートして開く

用意した投票を「Activate(有効化)」すると、参加者の画面に表示され回答できるようになります。締め切るときは停止(Lock)します。

4
結果を見せる・切り替える

複数の投票を用意しておき、進行に合わせて1問ずつ表示を切り替えられます。結果の表示/非表示も切り替えられます。

クイズ形式を選ぶと、正解・不正解と回答速度でスコアが付き、ランキングが出ます。研修や勉強会のアイスブレイク、理解度チェックに向きます。ワードクラウド形式は、参加者が入れた単語の出現回数に応じて文字の大きさが変わるため、「今日の気分を一言で」「このテーマで思いつく言葉」のような発散系のお題で会場の空気を可視化できます。なお、1つのイベントで作れる投票の数はプランによって上限があり、無料プランでは限られます(後述)。

当日の投影:Present modeの出し方とPowerPoint連携

当日、会場のスクリーンに映すのが「Present mode(プレゼンテーションモード)」です。管理画面の右上にあるPresentボタンを押すと、別タブで投影用の画面が開きます。ここにはQ&Aや投票の結果に加えて、参加用のQRコードと6桁のコードが表示されるので、この画面をプロジェクターに映せば、参加者は見たその場でスマホからアクセスできます(Slido Community|Present mode)。

Present modeの操作パネルからは、表示する投票を次へ・前へ切り替えたり、投票をロックして締め切ったり、結果を一時的に隠したりできます。進行役はこのパネルだけ見ていれば、スライドを行き来せずに会場をコントロールできます。

PowerPoint・Google Slidesに埋め込む

スライドの流れの中に投票やQ&Aを差し込みたいときは、PowerPointやGoogle Slides用のアドイン(連携)を使います。PowerPoint版は無料のBasicを含むすべてのプランで使え、スライドを離れずにサイドバーから投票を作って「Insert」でスライドに挿入できます。挿入したスライドにはQRとリンクが自動で入ります。ただしWindowsのバージョンやOffice の更新状況によって対応要件があり、環境によってはアドインの入手方法が異なるため、導入時は公式ヘルプで最新手順を確認してください(AhaSlides|Slido PowerPointアドイン解説)。

参加者側の使い方:QR・URL・コードで入るだけ

参加者側はとてもシンプルです。アプリのインストールも会員登録も不要で、インターネットにつながったスマホ・タブレット・PCがあれば参加できます。入り方は3通りあり、どれか1つでかまいません。

  • スクリーンや配布物のQRコードをカメラで読み取る(いちばん速い)
  • 主催者から共有されたURLをブラウザで開く
  • slido.com(またはwall.sli.do)を開き、画面に出ている6桁の参加コードを入力する

かつてはモバイル専用アプリもありましたが、2026年3月に終了し、現在はブラウザ(または会議ツール内)からの参加に一本化されています。そのため「アプリを入れてください」という案内は不要で、参加のハードルはむしろ下がっています。質問や投票は匿名で送れるので、聞き手は人目を気にせず本音を出しやすいのが利点です。会場での参加率を上げるコツは、コードを口頭で読み上げるより、QRをできるだけ大きくスクリーンに映すことです。数字の打ち間違いによる「入れません」が減り、開始直後の停滞が短くなります。

無料プランの上限と、日本語の会場で気をつけること

無料プラン(Basic)でも、小規模なら十分に使えます。目安として、1つのイベントあたり参加者は100人程度まで、投票は3問+クイズ1問までといった上限があります(2026年時点のSlidoコミュニティの回答。数値は時期や地域で変わります/Slido Community|無料プランの参加人数)。この枠を超える数百人規模のセミナーや、1回で多くの投票を使いたい場合は有料プランが必要になります。プランと料金の詳細はSlidoの無料プランでできること・できないこととSlidoの料金が高いと感じたときの選択肢にまとめています。

もう一点、日本語の会場で見落としがちなのが管理画面の言語です。参加者が見る画面は日本語で案内できますが、主催者が操作する管理画面のメニューは英語が基本で、日本語の解説記事やマニュアルが多いのはそのためです。準備はブラウザ翻訳で乗り切れても、当日の切り替え操作が英語のメニューだと戸惑いやすいので、本番前に一度は英語の画面のまま通しておくと安全です。

「使う頻度」から見た向き・不向き
年に数回の単発イベント
毎週の定例ミーティング
費用の形
使う日だけ払う都度払いが噛み合う
年間サブスクでも1回あたりは薄まる
参加人数
数百人だと無料枠を超えやすい
規模が読めるのでプランを選びやすい
管理画面の英語
間が空くと操作を思い出す手間
毎週触るので慣れる

さらに、匿名で言葉を集める以上、日本語の不適切な投稿(荒らし)への備えも要ります。日本語はひらがな・カタカナ・伏せ字で書き換えやすく、単語リスト方式のフィルタだけでは止めきれないため、投影担当を1人置く・投稿をためてから見せる、といった運用側の工夫が現実的です。この「日本語の荒らしを自動で止めたい」「年に数回なので年契約は避けたい」という条件に当てはまるなら、日本語前提のツールを比べる価値があります。ZENINは管理画面も参加者画面も日本語で、日本語の不適切投稿をAIが自動で判定してブロックし、参加はQRのみ・アプリ不要。料金は7日ぶん1万円(税込)の都度払いでクレジットカード決済のみ、商談も解約手続きもありません。Mentimeterを含む他ツールとの日本語対応の違いはMentimeterは日本語対応してる?でも触れています。

Slidoを使う前のチェック

当てはまる数が多いほど、事前の準備で当日がラクになります。

✓参加者に配るQR/URLを前日までに発行して共有できる
✓Q&Aを匿名にするか、名前任意にするかを決めてある
✓投票の形式(選択式・自由記述・ワードクラウド)を決めてある
✓当日に投影する担当(Present modeを操作する人)を決めてある
✓参加者数が無料プランの上限を超えないか確認した

よくある質問

Slidoは無料で使えますか?何人まで参加できますか?

無料のBasicプランがあります。目安として1イベントあたり参加者100人程度、投票は3問+クイズ1問までといった上限があり(2026年時点・時期や地域で変動)、小規模なワークショップなら十分です。数百人規模のセミナーや投票を多く使う場合は、有料プランか、使う日だけ払える都度払いのツールを検討することになります。

Slidoの利用にアプリのインストールは必要ですか?

参加者はインストール不要です。QRコード・URL・6桁コードのいずれかでブラウザから入れます。かつてのモバイル専用アプリは2026年3月に終了し、現在はブラウザからの参加に一本化されています。主催者もブラウザで操作でき、PowerPointに埋め込む場合のみアドインを入れます。

Slidoの管理画面は日本語に対応していますか?

参加者が見る画面は日本語で案内できますが、主催者が操作する管理画面のメニューは英語が基本です。ChromeやEdgeの翻訳機能で日本語表示にはできますが、ログインし直すと英語に戻る・後から出るメニューが訳されないことがあるため、当日の操作は英語のままでも迷わないよう一度練習しておくと安全です。

SlidoをPowerPointで使うにはどうすればいいですか?

PowerPoint用のアドインを使います。無料のBasicを含むすべてのプランで利用でき、サイドバーから投票やQ&Aを作ってスライドに「Insert」で挿入します。挿入したスライドにはQRとリンクが自動で入ります。ただしWindowsやOfficeのバージョン要件があり、環境によって入手方法が異なるので、導入時は公式ヘルプで最新手順を確認してください。

Slidoで集めた質問やアンケート結果は後から見られますか?

イベントの管理画面(Analytics/Export)から、集まった質問や投票結果を確認・書き出しできます。書き出せる形式や範囲はプランによって異なります。事後の報告資料に使う場合は、どの形式でダウンロードできるか事前に確認しておくとよいでしょう。

Slidoで匿名投稿の荒らしを防ぐにはどうすればいいですか?

Q&Aのモデレーション(承認制)をオンにすると、主催者が承認した質問だけが投影されます。ただし日本語は伏せ字や当て字で書き換えやすく、単語フィルタだけでは止めきれないため、投影担当を1人置く・投稿をためてから見せるといった運用も併用すると安全です。日本語の不適切投稿をAIが自動判定してブロックするツール(ZENINなど)を選ぶ方法もあります。

日本語の会場で、まず1回だけ試したいなら

管理画面も参加者画面も日本語・契約不要・クレカのみ。7日ぶん1万円(税込)の都度払いで、年契約なしに1回のイベントから使えます。

契約・商談・解約手続きなし。クレジットカード決済のみ。使う日は1日ずつ選べます。